Tanéについて
- Tanéは2022年11月に設立されたドバイ、ニューヨーク、東京の3拠点で活動するCrypto/Web3に特化して複数事業(コンパウンド・スタートアップ)を運営しています。具体的には、投資事業とネットワーク・オペレーション事業の2つの事業を行っています。
- Ethereumを中心としたエコシステムの主要プロジェクトに投資を実行。バリデータ、DAOガバナンスでも実績を重ね、Crypto/Web3の会社として日本を代表するスタートアップの中で最も注目されている1社となっています。
- 米国大手VCのa16zとDAOガバナンス分野で提携し、Ethereum上で6500億円を超える規模の資産を保有するOptimismのDAOガバナンスの運営に参加しています。
- 投資事業
- 2022年11月より、シード・アーリーステージのCryptoのスタートアップに投資を開始
- インフラストラクチャー&ミドルウェア、Cryptoで爆発的に伸びる領域、マス・アダプションの3つの領域に投資
- ポートフォリオ企業はこちら
- ネットワーク・オペレーション
- ネットワーク・オペレーション事業とは、ブロックチェーン・プロジェクトが必要とするものを提供する事業です。現状は下記のファンクションを提供しています。TanéはシリコンバレーのトップクラスのVCからトークンを委任され、DAOガバナンスの活動を行うなど世界的にも評価されています。
- バリデータ:ブロックの生成や検証を行う。ブロックチェーンのネットワークにおいて重要な役割を果たしています。
- DAOガバナンス:DAOの運営に必要な機能を提供している。例えば、Delegate(代議員)として投票、提案、協議などの活動を行っています。
- 詳細:Tané - Network Operations
ミッション
分散化を通じて、より良い社会をつくる
Cryptoの本質は分散化です。分散化によって、検閲耐性が高まり、Credible Neutrality(信頼できる中立性)が実現されます。Credible Neutralityにより、「個のエンパワーメント」が促進され、よりより社会をつくることができると信じています。
Tanéは分散化を実現するために必要な技術、仕組みに貢献していくことで、個人が力を発揮できる、より良い社会を作ることを目指しています。
解決する課題
マーケットの価格の上下に関わらず、ブロックチェーンの社会実装は進んでいます。Crypto/Web3は複雑で、高い技術力が求められる領域です。ブロックチェーンのコンセンサス・アルゴリズムの仕組み、MEV、暗号技術など日々進化し続けています。
そのため、Crypto/Web3に特化した高い技術力、ビジネス力をもった会社の存在が日本・アジアにも求められています。それをTanéは提供していきたいと考えています。
日本発グローバル企業への挑戦
日本の多くのスタートアップは日本市場が十分な大きさがあるため、大半のスタートアップはまずは日本から取り組み、事業が成長した後でグローバルに挑戦しています。しかし、なかなかグローバルで成功することは難しいのが現状です。
そのような状況の中、Tanéが取り組んでいる領域は数少ない日本初でグローバルで勝負できる領域です。この挑戦を我々と一緒に挑戦してくれるアツい想いのある方の募集をお待ちしています。
業務内容
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Ethereumの開発方針に関する動向の把握とリサーチ
内容例:
- EIPレビュー
- Ethereum R&Dコールへの参加
- EIPの共同執筆
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Ethereumエコシステムの技術、および周辺アクターに関するリサーチ
対象テーマ例:
- MEV-Boost、SUAVEなどのMEVおよび関連技術
- PBS、Block Builder、Relayの動向
- Sequencer, Pre-confirmation
- Ethereum FoundationやEthereumの重要プロトコル(Uniswap、Lido、EigenLayerなど)の議論状況把握
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zkを中心とした暗号技術の進化とその実装についての研究・開発
内容例:
- 暗号技術自体の進化、動向の把握
- 新しい暗号技術をブロックチェーン領域に応用したプロダクト・機能の評価(zkVM、zkEVM、zk rollup etc)
- 新しい暗号技術のブロックチェーンへの活用がもたらすビジネス環境の変化の把握