- バリデータ
- バリデータとは、ブロックチェーンのネットワークにおける重要な役割を果たすノード。
- ブロックの生成やトランザクションの検証を行う。
- PoWとPoS
- ブロックチェーンのバリデータの役割は、ネットワークのコンセンサスアルゴリズムによって決まる。
- Proof of Work(PoW)とProof of Staking(PoS)が最も著名なコンセンサスアルゴリズムである。前者はBitcoin、後者はEthereumをはじめとして多くのネットワークで利用されている。
- ステーキング
- PoSでは、バリデータはトークンをステーキングしてもらい、その量が多ければ多いほど、ブロック作成の機会が増える。
- ステーキング先を選定する上で、エコシステムへの貢献度等が勘案されることが多い。
- 報酬とリスク
- バリデータはブロックの検証と作成に成功すると報酬を得ることができる。これをステーキング報酬と呼ぶ。しかし、不正な行為が検出された場合、賭けられたトークンを失うリスクもあり、これを「slashing」と呼ぶ。
- ハードウェアとソフトウェアの要件
- バリデータとして働くためには、通常、専用のコンピュータハードウェア(高性能なCPU、大量のRAM、高速なインターネット接続など)と、特定のブロックチェーンネットワークのソフトウェアが必要。クラウドサービスを利用することも条件によっては可能。